委任状とは、ある人に一定の事項を委任する意思を書き記した文書のことをいいます。
たとえば、役所に転入届を出しに行くとしますね。本来ならば自分で行くべきですが、どうしても行けない場合、代理人を立てて、代わりに手続を行ってもらうことができます。
その際に、委任状というのが必要になるんですね。つまり委任状とは、「その人が私の代理人で、これこれの事項を委任しますよ」という意思を伝える証拠としての文書なのです。
なるほど。 じゃあ、本人が書いた委任状を、代理人が役所に持っていくんだね?
そうです。 書くべき内容を本人が記入してから、代理人がその委任状を提出することになります。
もし、委任状なんかいらなくて、口頭でやすやすと手続ができてしまうならどうなるでしょうか? 代理人でもない人が勝手にさまざまな手続きをしてしまいますね。
そのようなことがないために、委任状という法的な文書が然るべき役割を果たしてくれるのです。