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委任状が怖いのは、代理人が本当に頼まれたことをするのかどうか分からないことだと前のページで説明しましたね。
たとえば、あなた(A)の作成した委任状で、捨印と訂正印の区別が明記されていなかったとします。これを見た代理人(B)は、捨印を訂正印として使用し、自分の都合の良いように契約を追加し、書き換え、相手方(C)と契約を結びます。つまり、あなたが委任した内容と権限をこえた行為を代理人がしてしまったのです。
この場合、相手方(C)は、代理人(B)の行為を疑わず、信用しきって契約をかわすかもしれません。すると、法的に表見代理が適用され、代理人(B)の行為が委任内容以上のものであるにもかかわらず、あなた(A)と相手方(c)との契約成立となってしまうのです。
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